日本の食文化の原点、ロマンの味わい栄養面でも優れた効果!
古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいるお米のことです。脱粒性(実りのころ、籾がひとりでにこぼれ落ちる)が強く、品種改良された現代のお米に比べて収穫量は多くありません。お米は太古の昔から、大切な大切な食糧として悠久の時を越えて今に伝えられ、長い年月をかけ品種改良がされてきました。栽培する上で経営作物として不適な種類の稲は淘汰され、原種の性格を持ついわゆる古代米は日常の食糧としては私達の食卓から消えていきました。ところが今、古代米が別の意味で見直されてきました。ミネラルや栄養素が多く含まれているため、健康食品として見直されてきたのです。古代米と呼ばれるものには、いろいろなお米があります。糠の部分に赤い色素(タンニン)を含んでいる米が「赤米」、紫黒の色素(アントシアニン)を持つ米が「黒米(紫黒米)」、緑の色素を含んでいるものが「緑米」です。
滋養強壮に優れ造血作用・・・!!
中国では明の時代、李時珍の「本草綱目」に黒米は滋養強壮に優れ造血作用があると記されています。薬膳料理にも古くから使われていることから薬米の別名も持っています。また、不老長寿の米として中国歴代の皇帝に献上されたことから、貢物としても喜ばれていたようです。黒米は別名紫米とも呼ばれ、玄米の果皮と種皮に黒紫色色素を含んだ古代米です。この黒紫色色素はブルーベリーで-有名になった、『アントシアニン』です。アントシアニンは目の網膜細胞の一つロドブシンの再合成を助け、視力回復や目の疲れに効果があると言われています。またお肌のメラニン色素のコントロールや血圧を上げる酵素の働きを阻害する役割がありますので高血圧に悩んでいる方にもオススメです。
黒米(紫黒米)の美味しい炊き方
白米に黒米を1割ほど(好みに合わせて赤い色が濃くなります)、お米1~2合に大さじ1杯(10~15g)を入れお米と一緒に炊いて下さい。夏は1時間、冬は2時間ほど水に浸けて炊飯すると、キレイな桜色のご飯ができます。普通にご飯として食べる他にも、おにぎりやお餅、お粥にしても美味しいですよ。粉末にしてパンやお菓子、お饅頭に混ぜると栄養満点です。
「古代米」の特徴
・稲穂の一粒一粒に針のような芒(のぎ)を持つものが多い。
・生命力が極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫に育ち、干ばつ、
冷害などにも強い。
・ただし、背が高くなるために倒伏率が高く収穫量は少ない。(貴重!)
・実りの頃、籾がひとりでにこぼれ落ちるものが多い。
・現代の白米と比べ、ミネラルや栄養素が豊富に含まれてる。
・黒米、緑米、赤米など有色米が多い。
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美味しかったです。
2015/11/23 投稿者:主婦 おすすめレベル:★★★★
以前に和歌山に観光で行った際に購入してきました。書いてあった通り、黒米1に白米3で炊くと赤飯のように色鮮やかでキレイに仕上がっていました。もちもちしていて塩を入れて炊くと美味しかったです。少し長めに水に浸けた方がよさそうですね。
うまいもん亭 にんにくみそ 150g
販売価格(税込): 880 円